病院案内

理事長・院長あいさつ
医療法人タピック 理事長
沖縄リハビリテーションセンター病院 院長
宮里好一
コロナ禍を越え、新たな展開期を迎えて
~タピックの存在意義と目指すもの
タピックは、創業36周年を迎えました。大学病院に勤務していた一人の医師の強い決意から誕生しました。1989年12月2日、沖縄島北部・名護市の病院が閉鎖され、地域は厳しい状況に置かれました。地元のみなさまの切実な願いに応えるため、「一日も早く医療を再開する」という覚悟と、「新しい医療を創造したい」という希望が重なり、タピックの歩みが始まりました。
それから20年後、ある高齢女性との出会いがタピックを大きく変化させました。生きがいを失い、うつ状態にあったその方は、健康とは医療だけで成り立つものではなく、文化やスポーツ、自然との関わりがあってこそ実現するものだと気づかせてくれました。
こころの医療から、総合的な人間の回復・リハビリテーションへ。そして医療と文化、スポーツ、自然、交流・観光事業との融合へと、タピックの事業は新たな広がりを見せ始めました。
観光やスポーツ、自治体からの指定管理事業などへ業態が拡大した現在も、タピックグループの原点は「医療」にあります。苦しむ人に手を差し伸べるという創業の精神は、36年を経た今も揺らぐことなく、志をともにする仲間も増えてきました。
多くの出会いに恵まれ、人も仕事も広がり続ける中で、「笑顔を見たい、幸せをともにしたい」という思いはますます強くなっています。それこそが、私たちの働きがいであり、生きがいでもあります。
タピックは、「人と社会を大切にする」「常に学び、進化し続ける」をモットーに掲げています。今後は「リハビリテーションや心の分野」を中心とする医療をさらに深めるとともに、健康をキーワードに、公民連携による新たな事業にも挑戦してまいります。
戦後80年の節目を越えた2026年・令和8年は、丙午の年です。干支の「午」は、力強く駆ける馬の姿から「前進」「躍動」「成長」を象徴すると言われています。
タピックは、この5年間のコロナ禍を全職員が一丸となって乗り越えてきました。世界はまだまだ混乱が続き、医療・福祉分野も激動が続いています。
苦難の時こそ、ニヌファブシ(北極星)であるタピックの理念(総合・探求・大衆・国際・世紀)を道標にして、信念を貫きます。
本年の重点目標のひとつとして、「真摯さ・学び続ける・挑戦する」(ILC)人材の育成、を掲げて、1年を駆け抜けていきます。
地域のみなさまと職員、かかわるすべての人の健康と幸せを願いながら、まちづくりのパートナーとして役割を果たしたいと思います。
本年も、ご指導とご支援のほど、こころよりお願い申し上げます。
2026年1月吉日